「人(霊止)還りの道」350編


<大祓祝詞|解-4>

天津罪とは
畔放ち
溝埋め
樋放ち
頻蒔き
串差し
生剥
逆剥
尿戸
許々太久の罪を
天津罪と詔別けて
国津罪とは
生膚断
死膚断
白人胡久美
己が母犯せる罪
己が子犯せる罪
母と子と犯せる罪
子と母と犯せる罪
畜犯せる罪
昆虫の災
高津神の災
高津鳥の災
畜殪し
蠱物
せる罪
許々太久の罪出む

<大意>
人(霊止)は神の容器として宇内経綸の天職がある
殊に日本人の使命は重大をきはめ世界の安否・時運の興発ことごとくその責任は日本人に係るのである
日本は神の初発に修理へた国
元の祖国であるから世界中を守護する役目であるぞよ
日本神国の人民ならチトは神の心も推量いたして身魂を磨いて世界の御用に立ちて下されよ
とある通り天賦の霊魂を磨き天下独特の霊智霊覚によりて天然造化力の利用開発に努めると同時に他方においては天賦の国の徳・人の徳を発揮することに努めそして立派な模範を世界中に示さねばならぬのである
しかるに実際は大いにこれに反しいたづらに物質文明の糟粕を嘗め罪の上に罪を重ねて現在見るがごとき世界の大擾乱となつてきた
無論日本人はこの責任を免るる事はできない
しかしこれは天地創造の際からの約束で進化の道程として蓋し免れ難き事柄には相違ない
されば大祓祝詞の中に許々太久の罪とありこうなるのは世の元から分かつてゐる
これは要するに過去の事は今更悔むには及ばぬ
吾々は現在および将来に向かつていかなる態度を執りいかなる処置を講ずれば宜いかを考究すべきである

+++

天津罪(アマツツミ)
天然自然に賦与せられたる水力・火力・電磁力・地物・鉱物・山物・動植物等の利用開発を怠る罪の意です
いはゆる積んで置く罪であり包んで置く罪であり宝の持腐れをやる罪の意です

従来は文明だの進歩だのといつたところが全然穿き違ひの文明進歩で一ツ調子が狂へばたちまち飢餓に苦しむやうなやり方であり現在の世界各国の四苦八苦の有様を見ても人間が如何に天津罪を犯してゐるかが解ります

結構な田地に木苗を植ゑたり色々の花の苗を作りたり大切な土地を要らぬ事に使ふたり致し人民の肝腎の生命の親の米・豆・粟を何とも思はず米や豆や麦は何程でも外国から買へると申してをるがいつまでもさう行かぬことがあるから猫のをる場にも五穀を植ゑ付けねばならぬやうになりて来るぞよ
みな物質本位の教であるから神の国には神国の世の行り方に致さしてモーぼつぼつと木苗も掘り起こさせるぞよ

現在の人間(ジンカン)はよほど進歩してゐる所存でゐますが試掘と分析くらゐで地底に埋没せる金銀財宝等が出るものではありません
これに比べると幾分霊覚を加味した佐藤信淵の金氣観測法などの方がどれだけか進歩してゐます
神霊の御命令と御指示がなくんば金銀その他は決して出ません

五六七大神のお出ましにお成りなさるるにつき国常立尊が現はれるなり
国常立尊が現はれると乙姫殿は次に結構な大望な御用ができて乙姫殿のお宝を上げて新規の金銀を二度目の立替をいたして何も新規に成るのであるから乙姫殿の御財宝を持ち運びて新規の金銀を吹く準備をいたさな成らぬから時節到来と共に実現して物質万能・機械一点張りの連中を瞠若たらしむ事柄なり

現在の世の中は電力・火力・水力その他の利用にかけてよほど発達進歩を遂げた心算でゐますが一歩高所から達観すると利用どころか悪用ばかりです
そして間接または直接に人類の破滅・天然の破壊に使用されてゐます
是等の点にかけて現在のいはゆる知識階級・学者階級ほど血迷ひ切つてゐる天津罪の犯罪者ばかりです

畔放ち(アハナチ)
天然力・自然力の開発利用の意です
畔(ア)とは当字にてアメを約めたものです
田の畔を開つなどは単に表面の字義に囚われたる卑近の解釈です

溝埋め(ミゾウメ)
水力の利用を指します
埋めとは補足の意と生育の意を含みます
湯に水をうめる・根を土中にうめる・種子を地にうめる・孔をうめる・鶏が卵をうむなどの意です

樋放ち(ヒナハチ)
樋とは火の意であり電氣・磁氣・蒸氣・光力等の天然の火力の開発利用を指します

頻蒔き(シキマキ)
山の奥までも耕作し不毛の地所などを作らぬ事の意です
頻きとは捲きの意であり捲き収め席巻し遊ばせて置かぬ意です

遊猟地やクリケツトなどの球技のグラウンドなど広大なる地所を遊ばせて貴族風を吹かせて傲然たりし現状とは世界の土地を横領せる事の大なりしであり頻蒔きの天則を無視せる罪悪も蓋し衷心から覚る時はモウ目前にありその時期も到着してゐます
しかしこれは程度の差違だけでその罪は各国とも皆犯してゐます

串差し(クシサシ)
カクシサガシの約であり前人未発の秘奥を発見する事の意です

生剥(イキハギ)
一般の生物の天職を開発利用する事の意です
生物(イキモノ)とはことごとく相当の本務のあるものであり軽重大小の差異こそあれそれぞれ役目があります
鼠でも天上に棲みて人に害を与ふる恙虫などを殺すので絶対的有害無効の動物ではありません
剥ぎ(ハギ)とは開くの意であり発揮せしむる意です
蚕をはぐなどの意です

逆剥(サカハギ)
栄え開く事の意であり廃物をも利用し荒蕪の地を開墾し豊満美麗の楽天地を現出せしむる事を指します
逆(サカ)とは栄えのサカであり酒などもこの栄えの意義から発生した語です

尿戸(クソヘ)
宇宙一切を整頓し開発する意です
「ク」組織経綸
「ソ」揃へる・整頓する
「ヘ」開発する

許々太久(ココタク)
その他種々雑多の意です

天津罪と詔別けて(アマツツミトノリワケテ)
以上列挙せる天然力・自然物の利用開発を怠ることを天津罪と教へ給ふ事の意です

国津罪(クニツツミ)
天賦の国の徳・人の徳を傷つける罪を指します

生膚断(イキハダタチ)
天賦の徳性を保ちゐる活物の皮膚を切る事の意です
必要も無きに動物を害傷し竹木を濫伐する事等はやはり罪悪です
人は霊氣充満せる肉体に外科手術を施さずとも立派に治癒する天賦の性能を有してゐます
人工的に切断したり切開したりするのは天則違反であり徒に人体毀損の罪を積ぬるわけになります

死膚断(シニハダタチ)
刃物をもつて生物一切を殺す罪の意です

白人胡久美(シラヒトコクミ)
白昼姦淫の意です
白日床組といふ醜穢文字を避けわざと当字を用ひたのです

淫慾とは獣肉嗜好人種に随伴せる特徴です
支那・欧米の人種とは概してこの方面の弊害が多いのが特徴です
日本人でも明治に入つてから大分その影響を受けてゐますが元来はこの点においては世界中で最も淡泊な人種です
淫慾の結果は肺病や癩病となります
白人胡久美の第二の解釈として白人(シラヒト)とは肺病患者であり白癩疾者を指し胡久美(コクミ)とは黒癩疾者を指します

己が母犯せる罪(オノガハハヲカセルツミ)
親・祖先・祖神に対して不孝の罪を重ぬる事の意です
母(ハハ)とは父・祖先・祖神等をも包含し極めて広義を有しその大体において親と云ひます
犯す(ヲカス)とはその本来の権能を無視する事の意です

己が子犯せる罪(オノガコヲカセルツミ)
自己の子孫の権能を無視し非道の虐待酷使を敢てする事の意です
元来は自分の子も実は神からの預かり物であり人間が勝手にこれを取扱ふことはできません
それにやたらに親風を吹かせ娘や倅などを自己の食ひ物にして顧みぬなどは甚だしき罪悪といふべきです

母と子と犯せる罪(ハハトコトヲカセルツミ)
上記の己が母犯せる罪えおさらに畳句として繰返せる表現です

子と母と犯せる罪(コトハハトヲカセルツミ)
上記の己が子犯せる罪えおさらに畳句として繰返せる表現です

畜犯せる罪(ケモノエオカセルツミ)
獣類の天賦の徳性を無視し酷待したり殺生したりする事の意です

昆虫の災(ハフムシノワザハヒ)
天則違反の罪の意です
蝮・ムカデなどに刺されるのはみな偶然にあらずして犯せる罪があるにより天罰として刺されるのです
故にこれに刺される場合は直ちに反省し悔悟し謹慎して神様にお詫びを申し上げべきです

高津神の災(タカツミカミノワザハヒ)
天災・地変・氣候・風力等の不順とは皆こえ高津神の業にして罪過の甚ひ所に起こる意です
災(ワザワヒ)とは業はひ(ワザハヒ)であり所為です
災とは鬼神から主観的に観れば一の所為でありますが人から客観的に観れば災難です
国祖の大立替に雨の神・風の神・岩の神・荒の神・地震の神その他八百万の眷属を使はるるのも大祓祝詞のいはゆる高津神の災です
これは皆すべて世界の守護神や人民の堕落が招ける神罰です

高津鳥の災(タカツトチノワザハヒ)
鳥が穀物を荒す事などの意であり神罰です

畜殪し(ケモノタフシ)
他家の牛馬鶏豚等を斃死せしむる事の意です
一種のマジナヒです

蠱物(マジモノ)
呪詛の意でありマジナヒ物の意です
丑の時参りや生木に釘を打つ等はみな罪悪です

・・・「人(霊止)還りの道」351編へつづく


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