「人(霊止)還りの道」318編


亜細亜大陸の西南端に突出したる熱帯の月の国は後世これを天竺(テンヂク)と称へ今は印度(インド)と云ひます
そしてこの国の東南端の海中に浮かび出でたる大孤島はシロと云ひ現代にては錫蘭(セイロン)島と称へられて仏教の始祖釈迦如来が誕生したる由緒深き地です

釈迦はこの島より仏教を印度・西蔵(チベット)・安南(アンナン)・シヤム・支那・朝鮮とその教勢東漸してつひに自転倒島の我が日本国にまでその勢力を及ぼしました

仏教は概して有色人種の宗教となつてゐます
これに反してキリスト教は大部分白色人種の宗教となつてゐます
そして土耳古(トルコ)・希臘(ギリシヤ)のごときコーカス人種もまた仏教の感化を受けたこと最も大なるものがあります

大孤島のシロとは神代の昔より非常に人文が発達してゐてエルサレムに次いでの文明国でシロとは知るの転訛にて「天下をしろしめす王者のいます島」の意です
言霊「シ」
磯輪垣(シワガキ)の約まりでありシワ垣とは四方水をもつて天然の要害となし垣を作られてゐると云う意です
言霊「ロ」
国主あり人民ありそして独立的土地を有し城廓を構へて王者の治むると云ふ意です

この大孤島のシロは後世に釈迦が現はれて仏教を起こすまではほとんどがバラモン教の勢力の中心となつてゐました
その時勢の後世バラモン教はすべての人間は大自在天の頭より生れた種族と胴から生れた種族と足から生れた種族と三種あると云ふ教理が深く国人の脳髄に浸み込み頭より生れたり称する種族はいはゆるこの国の貴族にして人民の頭に立ち遊逸徒食にのみ耽りながらこれを惟神の真理と誤信してゐました
また大自在天の胴から生れた階級人はすべて人民の上に立ち政治を行ふ治者の地位にありました
そして大自在天の足より生れたと称せらるる階級に属する民族は営々兀々として朝暮勤労し上級民族のほとんど衣食住の生産機関たるの観をなしてゐました

釈迦は大孤島のシロの国の浄飯王(シヤウバンワウ)と云ふ王者の子と生れ悉達太子(シツタタイシ)と云ひました
釈迦はこのバラモン教の不公平・不道理なる習慣を打破して万民を平等に天の恵に浴せしめむと思ひ立ち自他平等の教理を樹立し生老病死の四苦を救はむとして仏教なるものを創立しました

釈迦とは神素盞嗚大神の和魂なる大八洲彦命の後の月照彦神の再生せし者です

月の国や大孤島のシロの地域は地球の大傾斜生じより以前は今の如くあまり熱帯ではなく氣候中和を得てきはめて暮しよき温帯に位置を占めてゐました
しかし釈迦の生れたる時代はすでに赤道直下に間近きとなつてゐて現代のインドは云ふに及ばすセイロン島の住民は何れも色黒く少しく黄味を帯びたやうな膚をしてゐました

・・・「人(霊止)還りの道」319編へつづく


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