「人(霊止)還りの道」295編


久方の天津空のいや高く
雲押し分けて降ります
神伊弉諾の大御神
神伊弉冉の大御神
筑紫の日向の橘の
小戸の青木が原と聞こえたる
天教山の中腹に
撞の御柱いや太く
御立て給ひしあが御祖

国常立の大神は
天地百の神人の
百の罪科負ひ給ひ
烈火の中に身を投じ
根底の国に至りまし
豊国姫の大神は
阿波の鳴門に身を投じ
又もや根の国底の国
完美に委曲に取り調べ
ここに二柱の大神は
再び地上に現はれて
野立の彦や野立姫
神の命と世を忍び
天地百の神人を
安きに救ひ助けむと
心悩ませ給ひつつ
黄金山にヒマラヤの
峰に現はれましまして
三五の教を樹て給ひ
再び五六七の神の世を
開き給ひて万有を
一切残らず救はむと
経と緯との機を織り
深遠微妙の神業を
開かせ給ふぞ尊けれ

豊国姫の分霊
神素盞嗚のあが魂は
神伊弉諾の大神の
教の御子と生まれ来て
大海原に漂へる
島の八十島八十の国
完美に委曲に治らすをり
八岐大蛇の醜身魂
勢ひ猛き醜狐
曲鬼などの此処かしこ
現はれ来たりて八州国
世は刈菰と紊れ果て
山河草木は枯れほして
常世の闇となりにける

神伊弉諾の大神は
この惨状をみそなはし
日の稚宮を出で立ちて
天教山に降りまし
われに向かつて宣はく
汝の治らす国ならず
月の御国に到れよと
涙片手に宣り給ふ

千万無量の御心を
拝しまつりて久方の
高天原に参上り
姉大神の御前に
到りて心の清きこと
詳さに現はし奉らむと
御側に参りさむらへば
姉大神は怪しみて
八州の河原を中に置き
誓約をせよと宣り給ふ

われ神素盞嗚は畏み忽ちに
姉天照大神のまかせる美須麻琉の
五つの玉を請ひ受けて
天の真名井にふり滌ぎ
姉大神はわが佩ける
十握の剣を手に取らせ
天の真名井にふり滌ぎ
高皇産霊の大神の
御前に畏み侍ひて
善悪正邪の魂分けを
祈り給へば姉大神は
厳の御霊とあれましぬ
清明無垢のあが霊は
瑞の御霊と現はれぬ
厳と瑞との霊しらべ
善悪正邪は明らかに
鏡の如くなりにけり

さはりながら八十猛
神の命は怒らして
あが神素盞嗚は誠なり
瑞の御霊の救世主
いづくに曲のあるべきか
答へあれよと詰めよつて
畔放ち溝埋め頻蒔し
その他百の荒び事
伊猛り狂ふ恐ろしさ

姉大神は畏みて
天の岩戸に隠れまし
豊葦原の瑞穂国
再び常世の暗となり
黒白も分かぬ悲しさに
百の神たち相議り
八州の河原に集まりて
五伴の緒の神司
鈿女の神の演技に
目出たく岩戸は開きける

神素盞嗚のあが魂は
天地百の神人の
千座の罪を負ひながら
高天原を退はれて
豊葦原の瑞穂国
当所も知らぬ長の旅
此の世を忍ぶ身となりぬ

さはりながら伊弉諾の
皇大神の御心
ひそかにわれに伝へまし
八岐の大蛇を言向けて
天地を塞ぐ村雲の
大蛇の剣を奪ひ取り
姉大神に献れ
豊葦原の神国は
やがて汝の治らす国
心を煩ふことなかれ
かく宣り終へて久方の
御空に高く去りましぬ

瑞の御霊と現はれて
百八十国を駆けめぐり
フサの国なるウブスナの
大山脈の最高地
わが隠れ家と定めつつ
新木の宮を建て並べ
日の出の別に守らせて
八人乙女を中津国
メソポタミヤの顕恩の
郷に遣はしバラモンの
教の司を三五の
誠の道に言向けて
心を平らに安らかに
世界の神人睦び合ひ
松の神世の瑞祥を
千代に八千代に立てむとて
心を配るあが身魂

人は神の大道をよく守り
五六七の神世の神政に
清く仕へて天地の
神の柱となれよかし
神は汝と倶にあり

人は神の子神の宮
小さき慾に踏み迷ひ
宝の宮を汚すなよ
心の空は冴えわたり
真如の日月晃々と
いや永久にかがやきて
下界の暗を照臨し
神の御子たる天職を
堅磐常磐に立てよかし

神に誓ひて宣り伝ふ
神に誓ひて宣り諭す

汝ら正しき神の子に
神祝ぎ言葉を述べむとて
この場に現はれ来たりしぞ

朝日は照るとも曇るとも
月は盈つとも虧くるとも
如何なる悩みに遇ふとても
神より受けし真心を
汚し損ふことなかれ
真心こめて宣り伝ふ
誠の道の言霊ぞ
世界を救ふ神言ぞ

あゝ惟神惟神
御霊幸はへましませよ

・・・「人(霊止)還りの道」296編へつづく


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