「人(霊止)還りの道」291編


国常立大神はあらゆる神人を始め禽獣虫魚に到るまでその霊に光を与へ何時までも浅ましき獣の体を継続しむることなく救ひの道を作り猛獣の律法を守らしめてその霊を向上せしめ給へり

ゆゑに禽獣虫魚の帰幽せしその肉体は決して地上に遺棄することなくただちに「屍化の方法」によつて天にそのまま昇り得るは人間を措いて他の動物に共通の特権であり猛獣もいふもさら鳥・鳶・雀・燕その外の空中をかける野鳥は決して屍を地上に遺棄し人の目に触るることのなきはみな神の恵によりてある期間種々の修業を積み天上にのぼりその霊を向上せしむるゆゑです

死してその体躯を残す場合は人間に鉄砲にて撃たれ弓にて射殺されあるひは小鳥の大鳥に掴み殺され地上に落ちたる変死的動物のみです
その他の自然の天寿を保ちて帰幽せし禽獣虫魚は残らず神の恵によりて屍化の方法により天上に昇り得るごときは天地の神の無限の仁慈偏頗なく禽獣虫魚に至るまで依怙なく均霑したまふ証拠です

禽獣虫魚としての卑しき肉体を保ちこの世にあるは人間(ジンカン)に進むの行程でありすべての人(霊止)はいかなる小さき動物といへどもこれを粗末に取り扱ふことはできないことを悟らねばならぬものでありその精神に目さめねば真の神国魂となり神心となることは到底できません
また人間(ジンカン)として人(霊止)としてその資格もありません

魚を捕る漁師なければ尊き生命を保つ能はず
獣を捉ふる猟夫なければ日常生活の必要品に不便を感ず
無益の殺生はなさずといへども有益の殺生は已むを得ざるべし
猛獣の律法を真に受けて遵守することは社会の不便実に甚だしかるべし
などと反対論をなす輩がキツト現はれるでありませう

しかし各自にその天職が備はり猫は鼠を捕り鼠は人類の害をなす恙を捕り喰ひ魚は蚊の卵や孑孑を食し蛙は稲虫を捕り山猟師は獅子・熊を捕り川漁師は川魚を捕りその職業を守るはみな宿世の因縁にして天より特に許されたるものです
ゆゑに山猟師の手にかかる禽獣はすでに天則を破り神の冥罰を受くべき時機の来たれるもののみでありそして猟師の手にかかつて斃れることになつてゐるのであり海の魚も川魚も皆その通りです

現代のごとく休暇を利用して魚を釣り遊猟の鑑札を与へられて山野に猟をなすがごときは実に天則違反の大罪といふべきものです
自己心を一時慰むるために貴重なる禽獣虫魚の生命を断つは鬼畜にも優る残酷なる魔心です

人(霊止)にはおのおの天より定まりたる職業があります
これを一意専心に努めて士農工商とも神業に参加するをもつて人生の本分となすことです

・・・「人(霊止)還りの道」292編へつづく


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