「人(霊止)還りの道」243編


七十五声の言霊に
因みて澄める諏訪の湖
皇大神が三千歳の
遠き神代の昔より
ミロク神政の暁に
厳の御霊と現はして
神の御国を固めむと
諏訪の湖底深く
秘め給ひたる珍宝

竜の宮居の司神
玉依姫に言依さし
三千世界の梅の花
五弁の身魂一時に
開く常磐の松の代を
待たせ給ひし畏さよ

五人の御子は畏みて
夢寐にも忘れず千早振る
神の誠を心とし
羊の如くおとなしく
如何なる敵にも刃向かはず
善一筋の三五の
至誠の道を立て通し
人に譲るの徳性を
培ひ育てし健氣さよ

吾らが身魂を清めむと
心も厚き皇神の
恵みの拳を隈もなく
汚き身体に加へまし
有難涙に咽びます
神の恵みのこの鞭の
その有難さ何時までも
忘るることはあらざらめ

これより心を改めて
足らはぬ吾らの行ひを
補ひ奉り三五の
神の教の司とし
天地の神や諸人に
恥ぢらふ事のなきまでに
身魂を研き奉るべし

山より高き父の恩
海より深き母の恩
恵は尽きぬ父母の
吾が子を愛はる真心に
優りて尊き御恵み
謹み感謝し奉る

いかなることも惟神
すべて善意に解釈し
ただ一言も恨まずに
情けの鞭を嬉しみて
厚く感謝し奉る

水も洩らさぬ皇神の
尊き仕組の今の鞭
受けたるこの身今日よりは
心の駒に鞭うちて
時々兆す悪念を
山の尾の上に追ひ散らし
河の瀬ごとに追ひ払ひ
大慈大悲の大神の
大御心に報ふべし

進めよ進めよいざ進め
忍の山に逸早く
剣の山も何のその
たとへ火の中・水の底
神の大道のためならば
などか厭はむ敷島の
大和心をふりおこし
国常立の御前に
奇しき功績を立て奉り
目出たく神代にかへり言
申さむ吉き日を楽しまむ

紺碧の諏訪の湖面はたちまち十字形に波割れて湖底は判然と現はれたり
ほとんど黄金の板を敷き詰めたるごとく一塊の砂礫もなければ塵芥もなく藻草もない
あたかも黄金の鍋に水を盛りたる如き清潔にして燦爛たる光輝を放ち目も眩むばかりの荘厳麗美さなりき
波の割れ間よりかすかに見ゆる金殿玉楼の棟は実に床しく胸躍り魂飛び魄散るがごとく赤珊瑚樹は林のごとくにして立ち並みゐる
珊瑚樹の大木の下を潜つてしづしづと現はれ来たる玉の顔容・月の眉・梅の花か海棠かただしは牡丹の咲き初めし婀娜な姿にまがふべらなる数多の女神は黄金色の衣を身に纒ひ黄金造りの竜の冠を戴きながら長柄の唐団扇を笏杖の代はりに左手に突きつつ右手に玉盃を抱え天火水地結の五色の玉をおのおの五人のことさら崇高なる女神に抱かせながら玉依姫命はしづしづと湖を上がり現はれたまひて言葉静かに宣りたまふ

忍耐に忍耐を重ねて
人群万類
愛善を命の綱と頼み
かりそめにも
妬み・そねみ・怒りの心を
発するな

<天火水地結|五色の玉>
天(青色の玉)
火(赤色の玉)
水(白色の玉)
地(黄色の玉)
結(紫色の玉)

・・・「人(霊止)還りの道」244編へつづく


関連記事一覧


無料メルマガ

お名前

メールアドレス


(ドメイン satose.jp 受信設定)

スポンサーリンク

Amazon

楽天市場

Y!ショッピング

7net

ブログポリシー

鈴木慧星の名称およびブログの全部または一部をリンク・複製・引用・転用・転載・改変・アップロード・掲示・送信・頒布・販売・出版等を一切禁止します

ソーシャル・ネットワーキング・サービスの利用規約ならびにソーシャルメディアに関するポリシーおよびルールとマナーに違反する行為等を一切禁止します