「人(霊止)還りの道」223編


時代に順応せよとは今日の上流に立てる床次内相の訓戒でありました
しかしながら日進月歩の今日では順応も結構ですが無暗に外国のやり方ばかりに順応してはなりません
世界の趨勢に省み建国の精進に背馳せないやうに取捨選択する必要があります
世界の大勢に順応しつつ国民を指導するのが治者や学者の最も注意すべき義務です

霊界とは想念の世界であり無限に広大なる精霊世界です
現実世界とは凡て霊界の移写でありまた霊界の縮図です
霊界の真象をうつしたのが現界すなはち自然界です
ゆゑに現界を称してウツシ世(現世)と云ひます

現界とはたとへば一万三千尺の富士山をわづか二寸四方くらゐの写真にうつしたやうなものでありその写真がいはゆるウツシ世です
写真の富士山はきはめて小さいものですがその実物は世人の知るごとく駿甲武三国にまたがつた大高山であるがごとく霊界とは到底に現界人の夢想だになし得ざる広大なるものです
そしてわづか一間四方くらゐの神社の内陣は霊界にてはほとんど現界人の眼で見る十里四方くらゐはあります
現界とは霊界の移写でありわづかに一尺たらずの小さい祭壇にも八百万の神々または祖先の神霊があまり狭隘を感じたまはずして鎮まり給ひます

霊界とは情動想念の世界なるがゆゑに自由自在にその想念の延長を為し得ます
三尺四方くらゐの祠を建てておいて「下津岩根に大宮柱太敷立・高天原に千木高知りて」と祝詞を奏上するのも少しばかりの供物を献じて「横山の如く八足の机代に置足らはして奉る」とある祝詞の意義も決して虚偽ではありません
すべて現界とはカタすはなち形の世界でありその小さき祠も少なき供物も富士山の写真同様に比すべきものであり霊界においては極めて立派な祠が建てられまた八百万の神々が知食しても不足を告げないほどの供物となつてゐます

すべて世界は霊界が主であり現界すはなち形体界が従です
一切万事が霊主体従的に組織されてあるのが宇宙の真相であり真神大神の御経綸です

無限絶対・無始無終の霊界の事象とは極限された現界に住む人間の智力では到底会得することは不可能です
現・幽・神の三界を一貫し過去と現在・未来を透徹したるがゆゑに須らく現界を従とし霊界を主とすることから幾分かその真相をつかむことが出来るようになります

・・・「人(霊止)還りの道」224編へつづく


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